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辛いです。混乱中
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ツイッターではすでに皆様にお知らせした倉敷保健所からの猫さんです。
おそらく交通事故に遭い、動くことができず、左顔面は損傷しています。

吉備太のときのように、妹に名前をつけてもらいました。
「丹下左膳」からとって「左膳くん」という名前になりました。
丹下左膳のように、強く生きてくれますように。


どこからどう書いていいのか、悩んでしまいますが・・・
吉備ちゃんのときと同様、ロビタさんがアップしてくださった写真をたまたま目にしたことがきっかけで、
昨日倉敷市保健所まで出掛けて引き出して来ました。

保健所の方に「もう長くない」と聞きました。

5月8日に収容されたのですが、最初は「昨日から死んでいる子がいる」との通報だったそうです。
7日からずっと動かなかったということのようです。
おそらく交通事故じゃないか、と。
全くなついてはおらず、野良猫でしょう、とのことでした。
今は意識がハッキリとありますが、ゴハンも一切食べていません、と・・・
動く事もできないようです、と・・・

ものすごく悩みました。
見なかったことにしなくちゃいけない、と何度も自分に言い聞かせました。
「この子だけ助けても、他にもたくさんたくさんいる」と分かっています。
そうでなくてもいつもたくさん迷惑をかけている夫に、いろいろな負担をかけることになる。。。

実は先日ちらっと後ろ姿だけ登場した白猫さんについてもたくさんお伝えしたいことがあります。
この子も動物愛護センターからの引き出しなんです。
(CATWINGSの村人Aさんが引き出してくださいました)
この子については、また詳しくお話しようと思っています。




「どうせ長くない命なら、殺処分という形ではなく、まずは手を尽くしてみたい」…と、思いました。

キャリーでの長旅の間、左膳くんはとても大人しく、がんばって耐えてくれました。
キャリーをくるんでいる風呂敷をときどきめくってみると、残った片目で私を思い切り睨みつけてきます。
お、いいぞ、その元気があるんだね、と思いました。

東京には夜遅く到着しましたが、いつもお世話になっているMOMOペットクリニックの大巻先生が
時間外で左膳くんを診てくださいました。
またまた品川駅までキャラメルさんとSさんが迎えに来てくださったので、本当に助かりました。

四肢を引っ張ると、自分でひっこめることができたので、「思ったよりいいみたい」と皆で思いました。
「麻痺してないんじゃないか」そんな風に期待しました。
血液検査の結果、エイズ・白血病も陰性、内蔵の数値もすべてオッケー。
失った左目は戻らないけど、思ったより早く元気になるんじゃないか。
昨夜はそんな思いで、希望を持っていました。


・・・が、現実は甘くなかった。

今日のレントゲン検査で、頸椎がずれていることが分かりました。
そのせいで神経障害が出て、四肢がやはり麻痺しているようです。

大巻先生のご紹介で、明日、専門医に診てもらうことになりました。
麻痺が治る可能性があるなら、手術に踏み切るかもしれませんが、
かなりリスクの高い手術になると思われます。
手術しなければ、このまま四肢が麻痺した状態が一生続くかもしれない。
自然治癒するかもしれないが、こればっかりはなんとも分からない。


この前脚を見てください。
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今日は猫仲間の方たちと、大切なミーティングがあったのですが、経験豊富な方のお家に
こういった状態の猫が2頭いるそうです。
その方曰く、「おそらく一生治らない」そうです。
「排泄障害もあるんじゃないか」
「なついていない子はお世話が本当に大変になります」


まず、思ったのが左膳は猫なのに、ジャンプはおろか、歩くことさえできない、今は一切ゴハンも食べられない、なんて辛い猫生なんだ、、、ということです。

私が左膳を連れて来たのは、果たして本当によかったのだろうか、と激しく悩みました。
今も混乱しています。
私が左膳にしていることは、一体何なんだろう、って。
ただの私の自己満足なんじゃないか、って。


ゴハンは今の段階では強制的に食べさせると首が動いてしまって、危ないのではないか、とのことで、点滴してもらっています。
ゴハンが食べられるようにならないと、厳しいかもしれません。


でも、左膳くんのことが大好きです。
私のところに連れて来ちゃってよかったと今は思えないけれども、左膳は今、生きています。
どうしたらいいのか、まったく分かりませんが、できるだけのことをするしかないと思います。



まずは明日、専門の先生に診ていただかないと、なにも分かりませんが、
どうかどうか、左膳が元気になりますように。

猫の生命力はバカにできないと思っています。
左膳もまだまだ1歳程度の猫のようです。
最初は死んでいると思われるほどグッタリと寝て動けなかった左膳ですが、
今はちゃんと睨んで来ます。
希望はある、と信じています。


明日は、のらりんさんと、ねこ会でお世話になっているMさんが病院に同行してくださいます。
私1人で行ったら、くじけてしまいそうですが、仲間がいるって本当にありがたいです。

Mさんは落ち込む私を何度も励ましてくださいました。
「ついてる猫なんだから、きっと大丈夫!絶対ついてる猫なんだから!」って。


私には良太郎くんもいるし、まだ紹介していないけど、
これまた交通事故で粉砕骨折して入院中のぷーちゃんもいます。
(ぷーちゃんはキャラメルさん保護の猫さんです)
ブログなかなか更新できなかったのは、近所の猫さんたちのことを調べていたからでもあり、
早急に手術予定の猫もいます。


前向いていかなくちゃ!!


・・・なんだか弱音吐いてしまってごめんなさい。


左膳くんにみなさんがたくさん応援の気持ち届けてくださっているのだから、
きっと大丈夫だと私も思います!!!


Moreに左膳くんの写真を1枚しまっておきます。
(少し辛い写真ですのでしまいます)
また、報告しますね!

左膳、元気になろうね!!!!!





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Top▲ | by tennjan | 2013-05-14 22:26 | 左膳
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